2011年06月08日

静岡県公立高校入試・選抜方法

静岡県の公立高校の入試は、3段階選抜という方法で合否を判定します。

各高校では、裁量枠という入学試験以外で入学者を決定する枠を持っているので、ここで説明するのは、裁量枠の人数を除いた入試選抜(これを共通枠と呼びます)での合否決定についてです。

Mt. Fuji / 富士山(ふじさん)Mt. Fuji / 富士山(ふじさん) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)



具体的な数字を示したほうが分かりやすいので、共通枠の人数が200人の場合を例にとりましょう。


第1段階選抜

調査書(内申書)の学習記録における9教科の評定合計点が、上位から定員までの人を学力検査で選抜する対象者とします。実際には同点者がいるので定員の200人を少し超える人数になります。また、上位進学高校では9教科ではなく、調査書の主要5科目(英・数・理・社・国)の評定合計点で対象者を決定する学校もあります。

次に対象者のうち、学力検査(入試テスト)の5教科の得点合計が上位から定員の75%程度の者を合格者とします。但し、調査書の学習記録以外の記載事項、面接の結果により不合格者となる場合もあります。

定員が200人ですから、第1次選抜で150人の合格者が決定します。

第1次選抜注目点

第1次選抜で大切なことは、内申点が低い場合は、学力検査での選抜対象にならないということです。内申点の付け方は、「中学校では成績表はどうつける」に細かく書いてあるので、ぜひ参考にして下さい。そしてもう一つ、内申点が高いだけでは合格できないということも忘れてはいけません。実力も必要ということです。


第2段階選抜

第1段階選抜の合格者を除いた全ての受験者を対象に、調査書の学習記録以外の記載事項と面接の結果により定員の10%程度の人を合格とします。但し、調査書の学習の記録、学力検査の結果により、合格者から除外される人もいます。

定員200人に対し、第2選抜での合格者は20人ということになります。

第2段階選抜注目点

ここでも、内申点が低すぎる者、当日のテスト結果が低すぎる人は合格できません。


第3段階選抜

第1段階、第2段階選抜の合格者を除いた、全ての受験者を対象にします。 調査書の記載事項、学力検査、面接の結果を総合的に審査して定員の15%程度の者を合格とします。

第3段階選抜での合格者は、残りの30人となります。


実際の割合

ここでは、定員を200人として分かりやすく割合を示しました。

でも実際は、第1次選抜の合格者の割合は、65%~85%と学校により前後10%の幅があります。

  静岡県公立高校の入試選抜方法は、このようになっています。
内申点も実力も、どちらも必要なんですね。

「内申点が高いから大丈夫」あるいは「内心は低いけど実力があるから平気」だと思っていたあなた、ぜひ心を改めて勉強して下さい。



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posted by 吉原教室 at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習塾 | 更新情報をチェックする
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