2014年06月04日

中学校で成績表はどうつける

ここ2週間、学校説明会や研修が立て続けにありました。

その中で、実際に中学校ではどのようにして成績表をつけているのかという内容のものがあり、ブログを読んで下さっている方もきっと興味があるのではと思うので、それについて書いてみたいと思います。

静岡県は、他県と比較して高校入試では内申点が重視される傾向があるので、県内の方はぜひ参考にして下さい。

School Discussion, 19/365School Discussion, 19/365 / Flashy Soup Can



評価と評定

各教科には、観点別評価と評定というものがあります。

評定というものは、いわゆる1~5までの数字で示す成績のことです。

この成績を決めるもととなるものが評価です。

評価は観点別に、A・B・Cのアルファベットで到達度を示します。

Aは、十分満足できると判断されるもの。
Bは、おおむね満足できると判断されるもの。
Cは、努力を要すると判断されるもの。

このようになっています。

観点というのは、成績表の教科の横に書いてある内容のこと。

国語を例にとると、

観点1:国語に対する関心を深め、進んで話し合ったり、書いたりして、生活を向上させようとする。
観点2:自分の考えを大切にして、目的や場面に応じ、的確に話したり、聞き取ったりする。
観点3:材料を基にして自分の考えをまとめ、相手の目的に応じ、筋道を立てて文章を書く。
観点4:様々な種類の文章を読み、構成や展開を捉えて内容を理解し、自分の考えを深める。
観点5:音声、語句、文法、字形などの国語や書写に関する基礎的な事項を理解し、身につける。

以上の5項目です。


観点評価の基準

5段階評定の基準となる観点ですが、あなたはこれがどのような基準でつけられると思いますか。

定期テストの成績、そう考える人がほとんどだと思いますが、テストは観点評価の1部分に過ぎません。はるかに多くの割合をテスト以外のものが占めているのです。

国語の各観点で示すとこうなります。

観点1:発表、ワーク・ノート、プリント、レポート、書きとり。
観点2:発表、朗読、ノート。
観点3:発表・ノート、作文などの作品、レポート、テスト。
観点4:ワーク、テスト。
観点5:発表・ノート、書きとり・作文、テスト。

観点1と2には、評価内容の中にテストは含まれていません。全体的に見ても、テスト以外のところで評価されることが多いことが分かります。

提出物や授業態度が、大きな割合を占めているのです。

主要5教科の他の教科についても、同様の傾向が分かります。
※国語以外の科目は観点が4項目です。

観点1観点2観点3観点4
社会授業の様子
自主学習・ノート
レポート
レポート
テスト
レポート
テスト
テスト
数学授業の様子
基礎問題集
テストテストテスト
理科授業の様子
探究プリント
ワークシート
自己評価表
授業の様子
実験・テスト
授業の様子
実験・テスト
ワークシート
発表会プリント
英語言語活動への取り組
英語ノート
基礎問題集
プリント
朗読・発表
作品・テスト
実技テスト
授業の様子
テスト
テスト


数学を除けば、提出物や授業態度が観点評価に大きく影響していることが分かります。


観点評価で評定を決める

これを、5段階の評定に反映させる方法を説明しましょう。

各観点の評価のAは3点、Bが2点、Cが1点として合計点を出します。

国語は、観点の数が5つなので、最高が15点、最低が5点になりますね。

合計点14から15、評定は5。
12点~13点、評定4。
9点~11点、評定3。
7点~8点、評定2。
5点~6点、評定1。

このようになります。

他の主要教科は最高が12点、最低は4点。

合計点12点、評定5。
10点~11点、評定4。
7点~9点、評定3。
5点~6点、評定2。
4点、評定1。

この評価については、校長会でモデルを作り、教育委員会ごとに細かく決めているそうです。
※地区や学校によって多少の違いはあるかもしれません。




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タグ:成績 成績表
posted by 吉原教室 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習塾 | 更新情報をチェックする
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