2019年08月16日

テスト問題を作るとき注意してほしいこと

8月の統一模試が10日に終わり、採点をして生徒にテスト結果を返しました。

会場受験をして下さった皆さん、ありがとうございました。

個人受験をされた方は、採点に少し時間がかかるのでもう少しお待ちください。

さてこの模試を、皆さんの学力向上に活かしていただきたいです。

そのためには、分からなかった問題、難しいと感じた問題はもう一度解き直してみることが大切です。

今日の夏期講習の中で、その解き直しをしてみました。

そうしたら数学の問題の中に、これって与えられている条件が不足しているのではと言うものを見つけました。

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中島 克治 小学館 2017年06月07日
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誰でも同じように読み取れる言葉で書く

数学の連立方程式の文章問題の中に、文章の意味が2つに取れる部分があったのです。

問題を解くとき、「文章の中で分かっていることを図や表にまとめる」。

私はこれを生徒にやらせています。

文章をもとに図(絵)を描いてみると解説にあるような方程式を作ることができません。

実際の問題をすべて紹介するわけにはいきませんが、大まかにいうとこうなります。

学校からバスに乗って家に帰るとき、Aバス停で降りて家に帰っても、次のBバス停で降りて家に帰っても家につく時間は同じになります。

Aバス停から家までの距離をx、Bバス停から家までの距離をyメートルとして連立方程式を作りそれぞれの長さを求めましょう。

こんな内容です。Aバス停からBバス停までの道のりは提示されています。

問題点は、家がどこにあるのかということです。

解説では、家の位置はバスの通る道沿いにあることを前提に問題を解いていますが、この部分が家が道沿いにある場合、道から少し離れたところにある場合の2つ考えられるのです。

早速この問題点を制作元に問い合わせてみることにしました。

数学担当者の方では、当然のように「Aバス停とBバス停の間の道沿いにあるのでそこを文章から読み取って解く」と説明されましたが、どこにも道沿いにあるとは書いてありません。

そこの部分を補う内容を問題文の中に入れてほしい。それがないと、子どもたちは問題を解くことができません。

もちろんそこまで考えないで問題を解き、正解(?)を導き出した生徒もいたでしょうが。

問題を作る側は、頭の中で解法、解答まで作っているので、細かな部分まで考えないのかもしれませんが、問題文は誰が読んでも(まして中学生が解く問題ですから)同じ意味にとれるように問題文を作って下さるようお願いしたいと思います。


他の塾の先生の反応

問い合わせをした後で、私が感じたことを他の塾の先生はどうとらえているのか昼休みの休憩時間にメールやラインで尋ねてみました。

返ってきた返事で一番驚いたのは、先生方が自分で問題を解いていないし、採点はしても生徒に解き直しなどの指導をしていないことです。

県統一模試で、静岡県内での各科目別の順位、総合順位、現在の合格可能圏内の高校、勉強のアドバイスなどは出ますが、それだけで満足していたのでは、学力アップになりません。

問題の解き直しをしっかりして、できない問題はできるようにしておく、そうしてほしいものです。

数学の問題については、「家は道沿いにあるのは当然で問題はこのままでいい」という先生もいました。でも話を聞くと(この先生とは電話で話しました)、読み手の中学生を意識していませんでした。

「中学生に解かせる問題だから、その程度でいい」という意見、中学生が解くのだから、中学生が読んで同じように読み取れるように書くというようには考えないようです。

ラインで問題文の写真を送って、「この問題はこう読めるんだけれどどう思いますか」という質問に答えてくれた先生方は、一様に家が道沿いにあると分かるように捕捉や説明の部分が必要だといってくれました。

問題文は、誰が読んでも同じ内容に取れるように書いてほしい。

これが私の意見です。







posted by 吉原教室 at 21:09| Comment(0) | 学習塾 | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

夏期講習・明日から後半戦

生徒は夏期講習の後半は明後日からなんですが、私はその準備があるので明日からお仕事と言うわけです。

夏期講習というと、最初にプログラムが組まれていてそれに沿って講習を進めていくというのがほとんどの塾で行っていることなんですが、朋徳学院吉原教室は、学習を進める中で個別に学習内容を作っていくという形になっています。

講習の中で躓いた部分があれば、そこの学習をして次に進む。

問題を解くのに時間がかかる生徒は、早く解く練習を入れる。

これだけではありませんが、このようにして講習を進めています。

個別対応で、少人数だからできる方法です。

夏休みに入ってブログの更新ができない理由は、毎日個別の問題作成をしているのと、夜には中学1年生・2年生の通常授業と夏学習があるからです。

今年の夏は暑さが特別、体調に注意しながら8月後半も頑張ります。







posted by 吉原教室 at 12:18| Comment(0) | 学習塾 | 更新情報をチェックする

古墳時代から奈良時代までをまんがで読む

中1の歴史が夏休み前に「飛鳥時代」まで終了したので、古墳時代から奈良時代までを扱った『小学館版 学習まんが はじめての日本の歴史 2: 奈良の都(古墳・飛鳥・奈良時代)』を塾で買いました。

勉強するのに「まんが」というと、拒絶反応を示す人もいるのですが、文字だけで学ぶより絵がついたストーリーとして学ぶほうが歴史がずっと身近なものになります。

歴史がどのように動いていったのかが登場人物を通して、イメージとしてとらえることができるからです。

まんがで歴史に興味を持つ生徒もいます。

小学館版 学習まんが はじめての日本の歴史 2

山本博文/三条和都 小学館 2015年06月24日
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古墳時代から始まるこのまんが、古墳の扱いはほんの少しだけ。

古墳は何なのか、大和政権が力をつけて行くにしたがって各地に前方後円墳が増えていった程度で、解説の部分で倭の五王について触れています。


厩戸王と蘇我稲目

大陸から仏教が入ってくると、それを広めようとする勢力とそれに反対する勢力の争いが起きます。

蘇我氏と物部氏の争いです。

この対立は蘇我馬子と物部守屋の時代に大きな戦となり蘇我氏が物部氏を滅ぼしてしまします。

このときの戦には、厩戸王も仏教側として参加、活躍しています。
※厩戸王がいたから勝てたと伝える資料も残っているそうです。

その後力をつけた蘇我馬子は、聖徳太子とともに朝廷を動かし行きました。

その陰には血なまぐさい陰謀などもあったことがまんがに描かれています。


大化の改新

聖徳太子の死後力蘇我氏は、朝廷をしのぐ力をつけて行きました。

自分の邪魔になるものを力で排除し、思うが儘の政治を行っていきました。

朝廷に権力を取り戻そうと考えた中臣鎌足は、中大兄皇子とともに蘇我入鹿の暗殺を計画、645年6月12日「三国の調の儀式」の場で蘇我入鹿を暗殺、その後、蘇我蝦夷が自害、蘇我氏を滅ぼしました。

これを「乙巳の変」といいここから始まった政治の改革が大化の改新です。

中大兄皇子は天皇にはならず、皇太子として正所の改革を行っていきます。

中大兄皇子は後に「天智天皇」になるのですが、天皇の地位にいたのは3年ほどでした。

天智天皇の死後、壬申の乱が起き、天武天皇が新しい天皇になります。

今の私たちが住んでいる国の名前が「日本」となったのはこの時代です。

中学1年生の歴史、夏休み前はここまで学習したそうです。

このまんがは、奈良時代まで続きますがこの部分は別の機会に紹介します。







posted by 吉原教室 at 11:27| Comment(0) | 本の紹介 | 更新情報をチェックする

元中学校の先生からのコメント

「中学校の夏休みの宿題多すぎませんか」と一昨日ブログに書いたら、2人の方からFacebookのほうにコメントを頂きました。

1人の方は、2人とも現在中学生、高校生を指導している塾の先生です。

宿題が多すぎるので子どもたちがこんなことをしてしまうという例として、

問題解いたら、10ページまとめて丸つけとか、
間違ったところは青ペンで書き写せば無罪放免とか、
免罪符じゃないんだから!って思った。


質よりも量だけを出して、子どもたちの学力を上げようという意図が見えない出し方を問題としています。

量が多いと、子どもたちはとにかく提出しなければという焦りで「ただ写すだけ。やればいい」という作業をするだけになり何のために宿題を出すのかという部分が欠けている。

という問題点について書いてくださいました。

もう1人の方は、元中学校の先生。

こちらの先生は、宿題位ついて

「ある意味時間の無駄」

とばっさり切り捨てています。

学校の先生(元ですが)もこう感じているんだ。

これなら宿題をなくして、

「夏休みは自由に過ごし、その中で自分が見つけた課題について1つだけまとめて提出しなさい」

こっちのほうがすっきりします。

夏休みの学習面は塾に任せましょう。

中1・中2夏期学習受講生募集

朋徳学院吉原教室では、中1、中2を対象に夏期学習を行っています。
苦手科目の克服、復習、予習など、目的別の学習を行うので、受講を希望する方は事前に面談を行い、どのような学習をするかを相談させて頂きます。

学習科目 数学 英語 理科 社会

学習日
以下の日程から選択してください
7月 29日・30日・31日
8月 1日・2日・6日・7日・8日・9日

希望者は県統一模試受験ができます。受験料は3500円です。
10日 県塾統一模擬試験(富士見中学・高等学校で行う会場模試になります。)

19日・21日・22日・23日

時間
は、午後7時から9時です。

受講料 1日2500円

朋徳学院吉原教室
電話 0545-53-0065




ラベル:夏休み
posted by 吉原教室 at 10:29| Comment(0) | 学習塾 | 更新情報をチェックする

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